学院長挨拶
音をつかむ二つの「感性」
横浜ピアノ調律学院のページへようこそ。学院長の青木です。
「音楽が大好きなあなたは、自分の将来を今どのように描いていらっしゃいますか」
幼い頃からの夢は、成長とともに様々な変遷をたどってきたことでしょう。そしてこのページをご覧になっているあなたは、人生の中で常に傍らにある音楽を将来に繋げたいと思っていることと思います。
当学院に通っているのは10代後半から60代と、とても幅広い方たちです。そしてそのほとんどの方が、小さい頃からピアノなどの楽器を演奏し、音の世界に触れてきています。私自身も皆さんと同じように「音楽に携わる仕事がしたい」と調律師の世界に飛び込み、早いものでもう50年を過ぎました。
「でも、好きなだけで出来るのだろうか」
そのような不安を抱きますか? 確かに、ピアノの調律は決して簡単な事ではありません。技術を習得するのはもちろんですが、それ以上に「感性」が重要な位置を占めると私は考えています。ではその感性とはどのようなものでしょうか。
一つは「生まれながらに持ち合わせた感性」、もう一つは「大人に成長する過程に形成された感性」です。
「生まれながらに持ち合わせた感性」は、実際に調律をしてみないことには有無を計れないのが実情です。しかし「大人に成長する過程に形成された感性」は、ここをご覧になっている皆さんは持ち合わせているに違いありません。なぜなら、この感性は「音楽が好き」という気持ちから音楽に触れることにより、大きく膨らんでいくからです。
この二つの感性の融合が、調律の世界にどうしても必要不可欠なのだと私は考えております。
学院を開いて40年、今まで800名以上の調律師がこの学院から巣立っていきました。学び方は多種多様で、高校進学ではなく当院を選択した方、仕事を行いながら通っている方、ダブルスクールをしている方など、自分に合ったスタイルで、自分に合ったペースで技術と感性を磨いています。
調律に興味を持っていただけたなら、是非一度、「無料体験レッスン」にいらしてください。そして、さらに興味が深まったなら、あとは情熱次第です。
就職までの道を一人ひとりの状況に応じてサポートさせていただきます。また、2011年より国家資格となったピアノ調律師試験の受験対策も行っています。講師を含め合格者が多数在籍していますので、アドバイスできることがあると思います。
ショパンが好き、シューマンが好き……。そんな大好きな音楽家の曲を自分が調律したピアノで演奏することは、この上なく嬉しく、楽しいものです。
それを一生の職業に出来れば、これほど素晴らしいことはありません。
熱意ある受講生を、心よりお待ちしております。一緒に音楽と生きる時間を楽しみましょう。